文学的な視点2007/11/13

先週の朝日新聞の土曜版に、ファッションデザイナーの山本耀司さんの話が掲載されていた。                                                                               その中で山本さんは「芸術で一番近いのは文学だと思う。僕はファッションを手段にして文学をやっているつもりです。」と話している。                                                        実は建築についても同じような事が言える。                                                                一見すると理工系に思える分野も、文学的(詩的)な視点から読み解いていく事ができた時、本当に生きた建築が生まれてくるのではないかと思っている。                                                                                     ただ最近は法規やその他の技術的要素の解決・習得という、避けては通れない現実に圧されて「文学的視点」という見方が意識できているかどうか自分でも良くわからなくなってきている。                                                                   眠りかけていた脳ミソを、起してくれるような感じのきっかけをもらった。