パッチワーク・ビルド ― 2009/04/08
つぎはぎの外皮。 特にデザインを意識せず、成り行きで貼り付ける。 必要だから貼り付ける。 古くなったから貼り替える。 手に入るから、それを貼った。 気分で貼った。。。。。等等。。。 様々な事情で、貼り合せて、偶然出来た結果。。。 デザインを意識せずとも、「合理性」というある一定の秩序だけを頼って出来た物には、時にその奥底に目を見張るデザインとして成立している物がある。 写真の建物はその一つ。。。と思っている。 よ~く見ると、その外皮の構成に魅かれる。
それでまた、最上階の薄い屋根がいい。。
コメント
_ (未記入) ― 2009/04/10 08:29
石山修武・文 中里和人・写真「セルフビルド」交通新聞社を見られたことありますか?
_ M.MIZUKAMI ― 2009/05/13 02:02
ご紹介いただいた「石山修武・文 中里和人・写真『セルフビルド』交通新聞社」をネットで購入。本日届きまして楽しく拝見いたしました。 この本で紹介されている殆んどの物も、そこにはディテールが存在しないんですよね。 私は一応職業として建築に関っている以上、ディテールを考えて設計をしている訳ですが、ご紹介いただいた書籍のようなセルフビルドちっくな建物(構築物)や私がフォルムというカテゴリで載せている建物なんかを見ていると、「自分はなんてせせこましい事をやっているのだろう」と思ってしまう事があります。 これらの建物には人間のたくましさが物凄くよく表れています。 楽しそうですもん。。。 本当は、こんなアバウトで泥臭い事が人間の生活の本質なのかもしれません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://studio-mark-n.asablo.jp/blog/2009/04/08/4232989/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
最近のコメント