夜の現場 ― 2009/06/04
 
ここのところ「工場萌え」というのが、にわかブームになっているらしい。                                              工場の近未来的な風景と、非現実的な風景は魅力がある。                                                    ただ、それらの風景を見るには事前に調べをする必要がある。                                                  散歩の道すがらにたくさんあるという風景ではない。                                                         ただ、都心・街中を歩いていると「工場」とはいかないまでも、「工事現場」にはかなりの確立で出くわす。                                                                     この工事現場、昼間はそんなに「きれい」とは思わないのですが、夜間でも活動している工事現場なんかのライトアップは結構魅せられるものが多い。                                                                                  写真は渋谷から世田谷方面に向かう途中の246沿いで、池尻大橋に建設中の首都高ジャンクションの夜間工事の風景。                                                           昼間見てもかなりの迫力である。                                                                     夜はその迫力に加え、工事用照明によってライトアップされた現場のきらびやかさは、かなり近未来的な空間演出がされている。                                                     基本的に人は光のないところでは活動できない。                                                           だから、夜光で満たされている「場」は人がそこで活動しているという目印にも思える。                                                                               人がそこにいる安心感。。。みたいなものもあるのかな。。。                                                     ここのところクレーンの転倒事故が続いていてちょっと不謹慎な写真にもおもえますが、それとは切り離して、あくまでも表面的な印象です。
土留め ― 2009/06/16
 
よく見る簡易な土留め。                                                                            鋼板に切れ込みを入れ、そこに単管を差し込んで作られた物。                                                 こんなのでよくもってるなと思ってしまう。                                                                ただそれが不思議で載せたのではなく、、、                                                              鋼板の切れ込みの隙間から出ている単管と、飛出すように生えている雑草のリズミカルな反復がテクスチャーとして面白いと思う。

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