東京のダイナミズム ― 2009/12/12

御茶ノ水・聖橋からの風景。 JR中央線・総武線・地下鉄丸ノ内線とそれらの下を流れる神田川。 林立するビル群の隙間を縫って走るように通された交通網と自然が、これだけ無節操に交錯する3次元的な都市風景は、そうは無い。 「東京のイメージを表わす場所を挙げよ。」と言われたらこの風景は1,2番手ぐらいに挙げられるのではないか。
土留め ― 2009/06/16

よく見る簡易な土留め。 鋼板に切れ込みを入れ、そこに単管を差し込んで作られた物。 こんなのでよくもってるなと思ってしまう。 ただそれが不思議で載せたのではなく、、、 鋼板の切れ込みの隙間から出ている単管と、飛出すように生えている雑草のリズミカルな反復がテクスチャーとして面白いと思う。
夜の現場 ― 2009/06/04

ここのところ「工場萌え」というのが、にわかブームになっているらしい。 工場の近未来的な風景と、非現実的な風景は魅力がある。 ただ、それらの風景を見るには事前に調べをする必要がある。 散歩の道すがらにたくさんあるという風景ではない。 ただ、都心・街中を歩いていると「工場」とはいかないまでも、「工事現場」にはかなりの確立で出くわす。 この工事現場、昼間はそんなに「きれい」とは思わないのですが、夜間でも活動している工事現場なんかのライトアップは結構魅せられるものが多い。 写真は渋谷から世田谷方面に向かう途中の246沿いで、池尻大橋に建設中の首都高ジャンクションの夜間工事の風景。 昼間見てもかなりの迫力である。 夜はその迫力に加え、工事用照明によってライトアップされた現場のきらびやかさは、かなり近未来的な空間演出がされている。 基本的に人は光のないところでは活動できない。 だから、夜光で満たされている「場」は人がそこで活動しているという目印にも思える。 人がそこにいる安心感。。。みたいなものもあるのかな。。。 ここのところクレーンの転倒事故が続いていてちょっと不謹慎な写真にもおもえますが、それとは切り離して、あくまでも表面的な印象です。
地形 ― 2009/01/17

近くの町の風景。 散歩中に見つけた場所で、「ここはこんな風になっていたのか。」と発見。 人の住み易い場所と、住み難い場所の明確な輪郭が現われている。 谷間の方が、住み易いようだ。 本当は設計する側としては、傾斜地に建てる方が面白い。 大変だけどね。
謹賀新年 ― 2009/01/08

新年あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――― 1月5日が仕事初めで、少し時間が空いてしまった。 お正月は、名古屋の実家で「食っちゃ寝」の生活。やや身体が重い。 ―――――――――――――――――――――――――――― 今年一発目の写真は、竜安寺石庭。 庭園の写真は、構図によってかなり見え方が違ってくる。 何処をフレーム内に納めて、何処を外すか。 ごく普通のデジカメで普通に撮った写真だけど、竜安寺石庭を撮った写真の中では、これが一番お気に入り。 石庭全体を撮った写真もあるけど、なぜか、ある一部を切り取ったようなこのカットに惹かる。
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