阪神高速の創る風景2007/09/01

主要都市近郊内を循環する環状高速道路は、その都市の風景を形成する大きな要素である。その都市のヴィジュアル的な印象に強く影響する。                                               東京では、起伏の激しい地形と高層ビル、そしてその合間をぬって走る首都高の印象が強い。                                                                              大阪でも阪神高速の織成す風景は、東京の首都高速道路とはまた違った印象を与えている。                                                                               大阪の地形は、東京ほど起伏の激しさは感じられない。その代わり川が異常に多い。「水の都・大阪」をアピールする気持ちが判る。だから、水辺と高層ビルと阪神高速道路が混在したイメージが強い。                                                           更に面白いのが、ビルと高速道路の物理的な距離感が殆ど無いポイントが多い事である。                                                                               例えば東京の首都高なんかは、主要幹線道路の上を走る様に構成されているので、「ビルとビルの隙間をぬって走っている。」と言ってもビルと高速道路の物理的な距離には若干ゆとりがある。                                                                しかし、大阪の阪神高速は、必ずしも一般道の上に走っているというような構成にはなっていない。                                                                          街造りの優先順位は、まずビル(建築)にある。まずは、ビルを建ててその上から高速道路を重ねてみる。そして、高速道路とビルが重なってしまった部分はビルを一部削る。或いはビルの中に高速道路を通す。というようなイメージである。                                                                                ある意味、大阪の大胆な気質がそのまま都市のダイナミズムとなって現れているような、そんなインパクトがある。                                                                   最も今回は梅田から難波にかけての間しか見てないのだけれども、大阪という大都市のイメージの一つだろうと思う。

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