旧露亜銀行 ― 2007/11/21

関内を散策中に見つけた建物。
近代の古典様式建築の中でも小ぶりなほうだと思う。 通りに面している正面と側面がほぼ同一のデザインというのが面白い。 ファサード中央入口の三角形ペディメント上の2本のイオニア式オーダーが特徴。 全体的に私好みなデザイン。 建物には工事ネットのようなものがかかっていて脇に「お知らせ看板」が貼られてあった。 どうやら、再開発地のエリアに入っていて、取り壊しになるのか。。? 結構しっかりした古典様式建築で、ちょっと取り壊しには勿体ないなぁと思った。 後でこの建物の事を調べてみると、案の定建築ガイドブックにも掲載されているような建物で、最初は露亜銀行の横浜支店として1921年(大正10年)頃に建てられ、設計者はバーナード・マイケル・ワード(明確ではない)。
露亜銀行の後、ドイツ領事館、入国管理事務所、警友病院別館という経緯を経て、平成8年以降実に10年以上も空ビル状態だったよう。 ともあれ、この建物をなんらかの形で残したような再開発計画であって欲しいと思います。
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