生活通路 ― 2008/01/19

建物と建物の間には必ず隙間が出来る。 生活をする上で便利なので、その隙間を近所の人たちが行き来するようになる。 その隙間の土地の所有者は別にその事を気にしない。 そして何年も何十年も経つと、その通路はその近辺の人々にとっては、もう日常生活に欠かすことが出来ない公共通路のようなものになってしまう。 そんな風にして自然発生的に生まれてきた路地は、その地域の人々の生活に密接に関っているので、とても人間くささがある。 だから心地よく感じるのだと思う。 そして、通路とは言っても私有地である訳だから、法律の管理下にある公道沿いではなかなか見る事が出来ない面白い風景が創られ易い。 通路にバルコニーの柱が落ちている。 ものすごく面白い構図です。
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