.日本2008/01/21

お正月休み期間中にたまった新聞と先週仕事関係で名古屋に行っている間にたまった新聞、あと忙しくて読めなかった分が1週間分ぐらいある。                                               もったいないので、毎日2日分ぐらいづつ流し読みしている。                                                       1月10日付けの新聞。                                                                            「補給法案あす成立」                                                                             「ニューハンプシャー州大統領予備選、ヒラリー上院議員勝利」                                                    が一面トップ。                                                                                 両方ともニュースで報道されていたので、なんとなく読み。                                                       他には一面の隅にHPアドレスの各国表記名に関する記事があった。                                               従来の「.jp」のドメイン登録が「.日本」でも登録できるようになるようである。                                                                                        解りやすいといえば解りやすい。。。                                                                    ただ、例えば名刺とかに載せる場合、「http//***.日本」ってなんか、形の相性が悪い。。。                                                                              また、人に説明する時、「***ドット、にほん 」ってこれもなんか語呂が悪いような。。。

600年前の風景2008/01/28

永保寺庭園
永保寺は岐阜県可児市に流れる土岐川に面した禅宗寺院。                                                      夢想国師の名勝庭園が美しく、脇を流れる土岐川の激しい自然と対を成しているのがまた、「静」の深さを感じさせてくれます。                                                            境内には禅宗様の貴重な遺構として、観音殿、開山堂が国宝指定されています。                                                                                    写真中央は観音殿の方で、禅宗様建築最大の特徴である軒の強い反りが見られます。ふわっと優しくかかっている感じがとても好きです。                                                     それにしても水面に写る真逆の風景が、なんとも、無限の広がりを感じさせてくれるというか、、、昔の人はこんな世界に浄土の夢をみたのでしょう。                                               600年前の人と同じ風景をカラーで見ているというのがなんとなく不思議な感じです。

400年前のおにぎり2008/01/31

1週間程前の新聞に、戦国時代のおにぎりが出土したという記事がでていた。                                                                                        新潟県の鮫ヶ尾城跡から出土したもので1579年の落城時のものらしい。そこまで具体的な年まで解るのか。。                                                                    写真では真っ黒な小さい溶岩のようにも見える。                                                             城が戦火で焼け落ちたため、蒸し焼きのような形で炭化したため微生物の繁殖がなく、原形のまま残ったようである。                                                                炊き上がったお米をお茶碗によそって渡し、お箸で食べるという「物」を介した行為とは違って、おにぎりは、炊き上がったお米を人の手で握ってそれを手で食べる。というとても原始的な、、というか、人と人の関りが生身な動作で行われる食べ物なので、作った人と食べる人との関係に愛情のような物の存在を連想してしまう。                                                                         このおにぎりを作った人と食べるはずであった人はどんな関係だったのだろうか。。。                                                                                    結局、おにぎりは食べられる事なくおわったのだけれど、食べるはずだった人と、作った人はこの後再び会えたのだろうか。。。