法改正と工程 ― 2007/08/02
今年の6月20日から、改正建築基準法が施行された。例の構造偽装問題を受けての改正がメインである。従来の建築作業の流れが大きく変わってしまいそうである。それを実感している。 昨日は、現在計画中(増築)の物件の構造打ち合わせだった。特に構造設計者は今回改正の煽りをもろに受けていて、忙しい中を無理やり時間をつくって頂いた。 元々、技術的に難易度の高い計画で、それでなくてもコスト、全体工程の見通しを付け難いのに、それに加えて今回の法改正だから、、、、なかなかなものである。 結局、構造偽装という一部の人間による人為的な犯罪に対する改正だから、正直腑に落ちないと感じている設計者は自分だけではないはずだ。 これだけの大改正であるにも関らず、確認おろす行政側も詳細内容を把握していないというのはどういうことだろう。。。
結局、社会現象のようにマスコミに取り上げられた構造偽装問題に対して「とりあえず何かしました。どうです、迅速に対応したでしょう。(なんか、年金問題に似てるなぁ。。)」という表面的な体裁でしかないように見えて仕方がない。
スケッチ ― 2007/08/05
とある計画の敷地を見に行くために、三軒茶屋まで出かけた。 最近ホームページにスケッチブックを公開したので、更新のネタを作るため、現調の帰りにでもどこかに寄って1,2枚スケッチを描いて帰ろうかなと思ったが、結局うろうろ歩き回っただけで何も描かずに、夕飯のハンバーグの材料を買って帰ってきてしまった。 理由は、単純でただ単に「描きたい!」と刺激を受ける物にめぐり逢わなかった事と、気分的にのらなかったためである。 だいたい気分がのらなかった時に描いたスケッチは、何かしっくりこない事が多い。気持ちがそのまま結果に現れる。。。 ここ数年は明らかにスケッチを描く機会が減っている。どこか旅行に行った時に限られてしまっている。やっぱり、日常が忙しくなってきているからかなとは思うが、それでも2,3枚/月くらいは描いていきたいなと思う。 ちなみに夕飯のハンバーグは、合いびき肉を買いすぎて、かなり巨大なものを2個も食べてしまった。ただ、やわらかくてジューシーに出来上がってなかなかおいしかったので、今日も1日結果オーライ。
不都合な真実 ― 2007/08/06
「不都合な真実」という映画を見た。アル・ゴア元アメリカ副大統領の地球温暖化問題について取り扱ったドキュメンタリー映画だ。 建設業界にとって地球温暖化は切実なテーマといえる。ここ数年各自治体の条例でも緑化に関する法規の整備や、建築の規模によってはCO2排出量を考慮された設計が珍しくなくなってきている。 温暖化とは少し違うが、先ごろ起こった新潟県中越沖地震の被災地報道を見ると考えさせられてしまう。 古い木造住宅の被害がやはり目立つ。また、地方という場所柄、亡くなられた方の年齢はやはり高齢の方が多い。避難所となっている体育館の環境もつらそうで気の毒だ。仮設住宅の建設もいい事だが、結局仮設住宅に入る前の段階で何か2段3段の対策が出来ていれば尚よい。 古い木造住宅の耐震化。木造住宅の耐震化については現在多くの自治体で補助金(十分とは言えない地域もある)制度も確立されつつある。 災害時の避難所の拠点となる小中学校の設備の強化。例えば雨水を利用した排水設備(少なくともトイレ排水の断水による影響を回避できる。)。体育館の空調設備の充実。 恐らくどれも誰もが思い当たる事ばかりだが結局どれもお金の掛かる話ばかりなので、そう簡単に事がスムーズに進むとは限らない。それでも設計する側にいる私は、これらを意識からはずさないようにしなければならない。 いいデザインの建物を設計するという事ももちろん重要だが、もっと建設という行為のベーシックな部分に目を向ける事も必要ではないか。 もともと建設という行為は自然と対立する行為なので、それを自覚して共存の方法を考えなくては、それこそ「不都合な真実」となる。 それらは決してデザイン性の排除という事無しで成し遂げえると信じて。 などというような事を思った。
ロの字 ― 2007/08/10
一番最初に勤めた設計事務所(私の師匠にあたる)の建設現場を見学さてもらった。 木造総2階建てで、中央に2間(3.64M)四方の筒状の中庭がある、いわゆる「ロの字型」のプラン。 やっぱり「ロの字型」はいいなぁと思った。 総2階建てで2間四方程度の中庭の場合、無理に高木を植え込むと1階の日照を遮ってしまうので高木は無い方が良いと思った。ただ極端にいうと植物が無くても、家の真ん中にもう一つプライベートな外部環境があるというのは、それだけで生活のイメージが広がる。季節・時刻によって日の当たり方が変化し、風が流れ、雨の日は雨が家の真ん中に降り注ぐ。 ワクワクしてくる。あの有名な「住吉の長屋」と同じ。 機会があれば是非「ロの字」プランの住宅をやってみたい。
ひまわり ― 2007/08/16
自宅から最寄駅までの途中の歩道脇に、地域ボランティアの方が植えた花壇がある。アサガオ・ゼラニウム・ホオヅキ、少し前はチューリップなんかが咲いていた。今最も目立つのは、「ひまわり」です。 ここ数年「生ひまわり」なんて見た事なかったような・・・・。幅の狭い花壇なんで、「ひまわり」のサイズも小さめ。 それで、知らなかった・・・というより気にも留めなかったんだけど、「ひまわり」って一本の茎に一輪の花だけかと思っていた。しかしここの「ひまわり」は1本の茎に4っつぐらいくっついている・・・・・。無知だった。
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