屋根の支え方 ― 2007/09/25
屋根(屋根に限らず床も)を支える方法は、柱(或いは壁)・梁でしっかりと躯体を作ってその上に屋根を「載せる」方法と、柱を最小限に抑えて屋根を上から「吊る」方法の二つがある。 一般的に良く見るのはやはり構造体の上に「乗せる」方法であるが、特に屋根の下に出来るだけ柱を落したくないようなガランとした空間が欲しい時などには屋根を吊る「吊り構造」の建物もよくある。 上の写真は恵比寿駅近くの明治通り沿いを歩いていた時に見つけた建築。。とは言いきれないけど、まぁ、構造物です。 実物はかなり圧巻です。思わず「うぉっほ・・」と小声が出てしまいました。
恐らく何かの工場の駐車場で、車が自由に中を行ったり来たり出来るよう無柱に近いスペースにしたかったのだと思います。ぱっと見た限り車の通るスペースに柱は全くありません。尚且つ10台近い車をすっぽり覆ってしまうようなトタン屋根のピースがポール状の柱から一見無秩序に空中に吊られています。屋根を支える鉄骨キャンティ(片持ち梁)も6m、7mぐらいあるところもあります。 成り行きで継ぎ足していったような吊り構造の屋根が鉄骨の錆び具合ともあいまって、かなり危うい印象です。 いや軽快です。 以前に紹介したJR浅草橋駅からくるイメージがサンティアゴ・カルトラヴァ(スペインの建築家)なら、これはフライ・オットー(ドイツの建築家)か作品でいうならノーマン・フォスター(イギリスの建築家)設計のルノー社部品配送センター(1983)といったところか。。。
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