住吉の長屋 ― 2008/12/22
 
12月20日(土)迄、六本木にあるギャラリー「間」で安藤忠雄展が開かれていた。                                                                                      安藤忠雄の名前を世に知らしめる事になった「住吉の長屋」の原寸大模型が話題で、「一度行かなきゃ」と思っていながら、結局最終日になってしまった。                                                                                   最終日だから、ある程度混んでいる事は予想していたけど、混み方は予想を大きく上回っていて、行列が出来るほど。。。                                                           建築の、しかもそう大きくもない展覧会でここまで混む事も珍しい。                                                それだけ、安藤さんの人気は凄い。と実感。                                                              あとは、やはり住宅の原寸大模型というのが、この展覧会を話題にした一つだろう。                                                                                 空間のスケール感と言うのは、やはり実際に体験する以上の物はない。                                                                                         特に「住吉の長屋」の、あの有名な中庭。                                                                この展覧会に訪れた人の全員が、この中庭を体感する事が目的だったに違いない。                                                                                  部屋から部屋へ渡るのに一度外に出なければいけないプランが、どのような感覚なのか。。。                                                                           で、結局この中庭、どうだったかというと、「外に出る」という行為に関しては、そんなに違和感を感じる事がなかった。                                                            と言うよりも、外という感覚が無い程に小さく、屋根の無い吹き抜け、という感覚。                                                                                     このスケール感が違和感を感じなかった大きな要素ではないかと思う。                                                                                         本当は雨の降っている日にも来て見るのが一番いいとおもうのだが。                                              いずれにせよ、行っておいて、体験しておいてよかった。                                                      ちなみに、写真は住吉の長屋から、約35年後の安藤さんの仕事。                                                東急渋谷駅。そのオープニング日の写真。
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